・・・タムです。
多摩湖畔の朝晩の凍てつく寒さに、ついに発狂したニンゲンのおかーさん、
「冬の多摩湖なんてニンゲンの住めるところちゃうわ!」などという理不尽きわまりない捨て台詞を残し、暖を求めて旅に出ました。
わーすごいここどこ?バリ?セブ?
いいえ。
江ノ島です。(近っ)
ほーら、なんかサボテンとか椰子の木とかあって暖かそうでしょう?(気分だけでも)
それでは江ノ島コッキング苑のウィンターチューリップの画像と共に、あたし達ヤモ母娘の今年の産卵&脱皮の記録をお届けします。
リンコ
2月8日脱皮
2月26日産卵
3月9日脱皮
3月15日産卵
4月9日脱皮
4月13日産卵
5月4日脱皮
5月6日産卵
5月28日脱皮
6月24日脱皮
7月24日脱皮
8月28日脱皮
(産卵回数4回 脱皮8回)
オー
4月9日産卵(一個だけ)
4月11日産卵(もう一個)そして同日脱皮
4月30日(一個だけ)産卵
5月1日(もう一個)そして同日脱皮
5月18日産卵(一個だけ)
5月19日産卵(もう一個)そして同日脱皮
6月1日産卵
6月3日脱皮
6月18日脱皮
7月19日脱皮
8月27日脱皮
10月11日脱皮
(産卵回数7回だけど個数は8個。脱皮8回)
タム
3月1日脱皮
3月6日産卵
3月31日脱皮
4月9日産卵
5月1日産卵
5月19日脱皮
5月20日産卵
6月7日脱皮
6月8日産卵
10月13日脱皮
(産卵回数5回 脱皮回数5回)
・・・いかがっすか?
あー、あたしもしかして個数だけでいったら姉貴より産んだ数多い?
てか、姉貴の産み方・・・これなんでしょーね?
(一個だけ)とか(もう一個)とか、脱皮のついでに・・・みたいなやる気のない産み方。
でも姉貴だけじゃなくて、産卵と脱皮には何か関連がありそうですね。
仮説ですが、カルシウムを体外に排出する時期ってのが決まってるのかな?こつこつ貯めたカルシウムを血中に流して卵作ったり新しい皮作ったりするホルモンが出る時期とか・・・
仮説ですけど。
年の瀬、ですね。
江ノ島は年中ニンゲンがいるらしいですが平日にも関わらず、けっこう人口過密だったようです。
エスカー(江ノ島のメインな観光處をつなぐ有料エスカレーター)の届かない「裏・江ノ島」がニンゲンのおかーさんのお気に入りスポットです。
磯場。
エスカー使えないので、ひたすら階段を登るか、舟で行くか、地元の人しか使わない裏道を行くか、ヨットハーバーからぐるーっと回ります。
岩の上のつぶつぶはトンビです。
集会開いてます。
江ノ島は全島ライトアップシーズンですが、旦那さんの餌の用意があるので暗くなる前に帰ります。
実はこの写真撮った直後に、ちょっとした出会いっつーかハプニングがあったようです。
砂浜でキャッキャしてた女子中学生の集団がいきなり「カメだウミガメの赤ちゃんだ」と騒ぎ始めたのです。
(江ノ島にウミガメなんぞいるかいアホとちゃうか!)と思いつつも、ニンゲンのおかーさんがふと見ると、なんと直径4㎝くらいのイシガメベビーが波に飲まれそうになってるじゃないですか!
ニンゲンのおかーさん慌てて「これ淡水のカメだよ!海水ダメだよ!海水ヤバイよ!!」と女子中学生たちに叫びました。
心優しき女子中学生たちはいきなり叫び始めた見知らぬオバちゃんに一瞬びっくりしたようでしたが、流されまいと必死にもがくカメの子を慌てて保護しました。
拾ったはいいものの・・・さて、どうしようかと、日暮れの砂浜で女子中学生集団と1人のオバちゃんの談義が始まりました。
ダメモトで江ノ島水族館に電話してみましたが淡水カメは引き取れないとのこと。
・・・飼えなくなったペット引き取れない・・・そりゃそーですよね。
ここが沼なり池なりイシガメの生息域であれば、冬眠できなかった弱い個体が凍えていても「自然淘汰」と見て見ぬふりができましょうが、こんな時期にこんな場所にイシガメがいるなんてあまりにも不自然すぎる。
どこの馬鹿が捨ててったんだか。
イシガメを海に、しかも冬の海に捨てるなんて、もう筋金入りの馬鹿ですね。
女子中学生の1人が電話でカメ好きのお母さんとお爺ちゃんに頼み込んで・・・どうにか捨て子亀の新しいおうちが決まりました。
おいカメお前、優しい子らに拾われて良かったな。
そしてカメ好きのお母さんを持つ子がいて良かったな。
そんなこんなで暖を求めに行ったニンゲンのおかーさんの身体は浜辺の夜風で冷え切ってしまいましたが、心の中は不思議と暖かかったのでした。
ちゃんちゃん。
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