どぉも!
モリーよ!!
今日、ほんとはニンゲン・メスは中野にフタホシを買いに行く予定だったのよ。
でもさ、よくよく考えてみれば来週トウレプじゃない?
トウレプってったらブクロイケなわけよ。
わざわざ中野まで出るなんて面倒なことはせずとも、来週まで待てばニンゲン・メスは仕事の合間にでも寄れるわけよ。
それになんてったって年に数回の爬虫類の祭典じゃない
(ニンゲン・メスの心の声)
トウレプ行きたいな~
行こうかな~
でも見たらいろいろ欲しくなっちゃうからな~
いろいろ・・・ん~、いろいろ・・・
新しい生体欲しいなんて寝ぼけたこと言ってんじゃないわよ!
エサと便利グッズだけ買ってさっさと帰ってくればいいのよ!!
うちには28匹も子供がいるんですからねっ
ヤモ一家と合わせると33匹の大所帯よっ!!
将来のことを考えなさいよ!!
少なくともガールズ14匹はあたしと同じ大きさになるのよ!!
意思の弱いニンゲン・メスは「行きたいけど、家族計画のことを考えると行かないほうがいいのかな?」
とか言ってるわw
皆さんは今回トウレプ行かれるのかしら?
もし黄色いジャンパー着た怪しい女がヒルヤモリとかの前でウロウロしてたら
とめてあげてね!
・・・トウレプ、行くかどうか分からないけど、フタホシきれてもイエコはまだちょっといるし、赤ゴキもデュビアもハニーワームもいるし。
とりあえず今日ハチクラに行くのはやめたわけ。
それはともかく、今回はヤモリ・イモリを飼育したことのある人なら、大概手ぇ出したことがあるだろう「コオロギの飼育」について書いてみようと思うわ。
フタホシ今ないから、とりあえずイエコね。
・・・と言っても、イエコの飼育方法なんて今やネットにわんさか溢れてるし、今更あたしが書くようなこともないんだけど、ヤモイモ家でイエコをキープ&養殖してる時に「コオロギ飼育の常識」と言われていることに関して「え~それ本当?」って、ちょっと疑問に感じたことを書いてみるわね。
まず第一にね、あたしがとっても腑に落ちないのは、なんでローチを差し置いて、コオロギばかりが餌虫としてこんなにメジャーなのかってこと。
ま、それ言っちゃうとミもフタもないわねww
コオロギちゃんのいいところは成長が早いところ。
でもね、小型ヤモリを飼っているお宅、特にベビーヤモリを飼っているお宅ならだんぜんローチの方が扱いやすくていいわよ!
前にもチラッと言ったけど、うちのヤモ一家は母娘とも子供のときの食事の90%がレッドローチのSサイズ!
跳ねないし、壁を登らないし、なにより生体を攻撃しないのね。
コオロギ・・・特にイエコってさ、ときどき凶暴なやつがいて、ちょっと大きくなると子ヤモリを噛んだりするのよね。
跳ねるし、ちょっとした不注意で脱走するし、後ろ足は消化に悪いからもいだ方がいいんだけど面倒だし・・・。
こんなクソめんどくさい虫、みんななんでわざわざキープするのかしら???
・・・そう、そうよね。それにつきるわよね。
うちではヤモリのタムちゃんがイエコのファン。(っていうか、オトナになってからは大きくて硬い虫、脂っこい虫はあまりお好みではない様子)
イエコって他の虫に比べてあっさり食べられるようね。
あとね、あたしたちイモリの上陸したてのちびちびな幼体には、レッドローチよりコオロギ一齢(ピンヘッドコオロギ)をあげた方がいいわ。
イモリ幼体はカエルみたいに舌を伸ばして餌虫を捕まえるの!
でね、ローチは・・・つるつるしてるからかしら?這う動きのせいかしら?とにかく舌で捕まえにくいみたいなのね。
うちには貰われていった子も含めて39匹のイモリドーターズ&イモリサンズがいたわ。
ピンヘッドコオロギって置いてあるお店が少ないし、ジュニアたちの食欲がハンパなくて、餌代も馬鹿にならないからチビコオロギを大量供給するためにイエコの養殖を始めたわ。
でっかいプラケに親イエコ、オス・メスをどわっと入れて、足場に紙製タマゴケースを入れて、底にヒーター敷いて、産卵床にプリンカップに苔を湿らせたのを入れて・・・
コオロギ養殖のちょっと難しいところは蒸らすとすぐ死ぬところ。
そしてヒーターの熱で乾燥させてしまっても死ぬところ。
ヒーターは、はじめ大き目なものを使っていたんだけど乾燥が激しいから、霧吹きをめっちゃしてたのね。
温度28℃で湿度70くらい。
高温多湿の方が卵をたくさん産んでくれるんだけど、ちょっと湿度のバランスが崩れて蒸れると死んじゃうし、臭くなるから温度・湿度ともに少しずつ下げて、最終的に温度25℃、湿度50くらいにしたわ。
床面積に対して半分以下のちょっと小さめのヒーターにして、ケージ内に暑いところと涼しいところをつくって、涼しい側に産卵床と野菜を置くようにしたら、産卵は減ったようだけど死亡率も減ったわ。
産卵床は二日にいっぺんくらい取り替えて、卵は毎日霧吹き、幼虫が生まれたら霧吹きはやめたわ。溺れちゃうもの。
チビコオロギは水気がないと死ぬってショップに言われたんで、ガーゼ式の給水器を使ってたんだけど、チビコオロギってガーゼに身体が張り付いちゃっても死ぬのよね。
結局、水をあげるのはやめて野菜や果物の水分だけで育てるようにしたらけっこう上手くいったわ。
1齢幼虫でも、必ずしも水が必要というわけではないようね。
あと悩まされたのは臭いとオス成虫の鳴き声ね。
臭いは霧吹きと給水器をやめて、毎日古い野菜を新しい野菜と取り替えるようにしたらマシになったわ。
鳴き声は・・・これはどうしようもないものね。
オス成虫の羽を切るって方法も試したけど・・・正直、餌にするつもりのない虫の身体をむやみに傷つけるのは気持ちのいいものじゃないわね。
食べる場合はしょうがないと割り切れるけどね。
後ろ足もいで、羽を切って、メスなら産卵管も取って・・・あたしイエコならLサイズでも食べられるわ。
ヤモリ一家も抱卵期でお腹空いてる時なら、ここまでしてあげたらLサイズのイエコを食べるわ。
気になるイエコの栄養価だけど、さすがに虫食い爬虫類の主食の座を長年務めてきただけあって悪くはないようね。
ただ、ガットローディングに関してはフタホシやローチの方が好き嫌いなく何でも食べてくれるかんじね。
イエコはバナナや柿やニンジン・・・甘いものが好きみたい。
あと、動物性タンパク質・・・金魚やメダカの餌やカツオブシなんかを入れておくと共食いが減るわ。
ま、入れても共食いする時はするけどね。
さぁ、いよいよ11月も終わってクリスマス~忘年会と、暴飲暴食シーズンね
皆さん胃と肝臓に気をつけて、冬のグルメを楽しみましょう
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