今日は山梨へ日帰りです。
なんか城跡のモミジがきれいだわー
それより5時起きで、くっそ眠いわー
さて、どーでもいいことはさておき、話題はヤモリです!
野生のニホンヤモリというのは冬眠します。
冬眠といっても、ヘビやトカゲのように
全身の血液の成分を変えて
地中深く穴ほって、春が来るまで
仮死状態でひたすら眠りまくるような
本格的なものではありません。
まだ外があったかいうちに
ひたすら食いまくって太りまくって、
あとは民家の雨戸の裏とか天井裏とか
寒過ぎず、あったかすぎないとこを見つけて
じーっと寒さをしのぐような、なんとも中途半端な冬眠。
時々は日の光を浴びたり、
水を飲んだりもします。
飼育下の年中同じような温度環境にいるヤモリにも
季節の変化はなんとなく分かるらしく
太ります。
見てください。リンコちゃんのポヨポヨっぷり。
肥満は身体に悪いかな?とも思っていたのですが、
毎年のことなので気にしていません。
秋口にあまり食事をとらず痩せ始めたオーちゃんが
重度のクル病にかかってしまったことを思えば、特にこの時期は
痩せているよりは太り気味の方がいいんじゃないかと思います。
加温していたとしても
冬場のヤモリは拒食しやすいです。
そんな時のためにも
ある程度おなかや首周りに
蓄えがあった方が良いかと思います。
去年のタム。これは太りすぎ!!!
オーと同居させていた時に、オーの分の餌まで食べちゃってたんですね。
オーは抱卵しやすい体質で、太ってもすぐに卵産んで体型戻るんですが
タムの抱卵は一年に1~2回と少ないので太りやすいようです。
こんなデブチン状態であっても
拒食中に脱皮をしたりすると
カルシウム不足とビタミン不足で
軽いクル病の症状が出ることがあります。
そんな時のために
カルシウム剤と合わせて
ビタミン剤が欠かせません。
首にカルシウムを貯めこんでいても
ビタミンが不足すると血中にカルシウムが流れず
クル病になってしまうらしいのです。
でも、サプリの与えすぎもよくありません。
特にビタミンDは、分量気をつけた方がいいみたいですね。
様子見ながらちょっとずつあげます。
タムちゃんとリンコは今ちょっと拒食気味です。
毎年、初冬の一ヶ月くらいは拒食するのであまり気にしていません。
プラケの中はそれぞれピタリ適温一枚ずつ貼っつけて
だいたい20℃くらい・・・ちょっと温度低めにしてます。
去年、オーちゃんがクル病になった時期に
焦ってみんなのプラケ内の温度を25~27℃くらいに上げたりしたのですが、
それがタムにはあんまり良くなかったようで・・・(´・ω・`)
温度を上げたタイミングで急に脱皮をして、軽いクル病の症状が出たのです。
幸いすぐ治りましたけども。
一昨年はリンコはパネヒ一枚、温度20℃〜22℃で一ヶ月の拒食後
年が明けてからまたエサを食べ始めました。
オーとタムも同じ環境で冬を乗り切りましたが、
まだ生後3ヶ月の子ヤモリだったせいか
拒食もなくバクバク餌を食べていましたので、拒食は温度のせいではなく、
季節のリズムによるものなんじゃないかと思っています。
拒食がもし一ヶ月を越えて痩せすぎるようなことがあれば
いつでも強制給餌できるよう、冷凍庫にレオパードゲッコーフードを
常備しています。
別居前のオー&タム
元気に冬を越してね
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