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こんばんは、私ボンちゃんです。

いきなり背中でごめんなさい。

正面からの写真もあるにはあるのですが・・・



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ご覧のとおり、ひどいピンボケです。

私、写真は苦手です。



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日本海側や北国では大雪が降っているし、ここ多摩湖畔も風は冷たいですが、日差しはずいぶん春めいてきています。

室内にいる私たち爬虫類や、モリーさん一家、ケロちゃん一家の両生類の皆さんも、第六感で春を感じています。

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「タマゴうんだよ~~~

これは同居している義姉のオーちゃん(9歳5か月)です。

少し前から、私たちメスヤモリは抱卵&産卵の時期を迎えています。

女ばかりの部屋なので、もちろん無精卵です。


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上は、産卵から24時間後の脱皮に苦戦しているオーちゃんです。



抱卵&産卵は大量のカルシウムを消費します。

体内のカルシウムを急激に使ってしまうと、産卵の後に続く脱皮に失敗してしまうことがあります。

抱卵→産卵→脱皮の過程で、カルシウムやビタミンのバランスに気を付けなければならないのは、メスヤモリにとって老若関係ないのですが、特におばあさんたち(失礼。)は脱皮が下手くそになってくるので、気を付けてあげなくてはいけません。




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32℃のぬるま湯で温浴させてから、少しずつ皮を取り除いてあげます。

オーちゃんはよく食べるし、基本カルシウムは足りているので、温浴をさせると綺麗に皮が浮いてきます。

カルシウムが足りない場合、皮は浮いてこないので、ビタミン&カルシウム剤を強制給餌しながら、やや湿度を高めにしたケージで2~3日かけて皮を浮かせます。

浮いてない皮を無理やり引っ張るのは危険です。


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「オーちゃん、オフロあんまりすきくない~~~





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これは隣のケージのもう一人の義姉、タムちゃん(9歳5か月)のタマゴです。

タマゴに脱皮殻がついています。

やはり産卵と脱皮はほぼ同時に起こることが多いです。


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奥の切株の上「・・・産みましたが何か?」なタムちゃん。

2週間ほど前に1個だけタマゴを産んだタムちゃんですが、今回もう1個産みました。

通常ニホンヤモリは2個づつ抱卵&産卵しますが、お歳を召すと1個づつ産むようになるんでしょうか?



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「・・・足の裏の皮が取れません。ちんたら写真なんか撮ってないで、さっさと皮取り手伝いやがれください。」



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タムちゃんはオーちゃんに比べると脱皮は上手ですが、ヒーターの側にくっついていることが多くて乾燥するためか、手足の皮を脱ぎ残すことが多いです。

脱ぎ残しがあると、素直にニンゲンに助けを求めます。



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ばばんばばんばんばん あびばびばのんの♪

お風呂も素直に入ります。





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32℃のお風呂に2分ほど浸かった後、指先に残った皮をそーっと取り除きます。

その後、マルベリーカルシウムの入ったレオパドライヨーグルトを給餌です。



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タムちゃんと同じケージにいるタムちゃんの娘コムちゃん(3歳7か月)は、綺麗に脱皮をしています。

若いっていいですね。






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カエルさんたちも元気。
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お昼寝が気持ち良さそうですね。



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季節の変わり目はニンゲンも生き物もいろいろありますね。

ニンゲンのおかあさんは年始からの試験のストレス(?)のせいか、顔面神経麻痺になってしまいました。


試験自体は頑張ったかいがあって、そこそこ良かったみたいです。

でないと泣きっ面に蜂ですもんね。


左目が閉じなくなっちゃって、救急で行った病院では脳梗塞を疑われてMRIやCTを撮られて、いろいろびっくりしたようですが、とりあえず死ぬような病気でなくて良かったです。

早く治るといいんですが。


皆さんも寒い季節、コロナにも他の病気にも気を付けてくださいね。

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