・・・・・。
・・・・・タムです。
右隣のケージで、モモタロウが「ピッ!ピッ!」と、求愛の歌をうたっています。
いつも空気のように存在を消しているモモタロウですが、ここひと月ほど張り切っています。
正直、少しウザいです。
声はすれども、姿は見えません。
この木の隙間の薄暗がりにいるのがモモタロウです。
ケージの隅のこの尻がそうです。
冬場この一角はパネルヒーターでポカポカでした。
今はもうパネヒの電源は切っていますが、習慣でずっとここにいるのでしょう。
普段から露出の少ないモモタロウですが、夏~秋以外はめったに姿を見ることはできません。
しかし、餌のローチは毎日規則正しく減っていきますし、毎日決まったところに規則正しいウ〇コを残していくので、ニンゲンのおかーさんもあたしらも、特にモモの姿を見なくとも心配することはありません。
隣で怖いオッサンが見張っているから気軽に表に出てこられないという説もあります。
ココはあたしに比べてかなり寛容なヤモリですが、モモタロウが自分のテリトリーのすぐそばで延々と鳴いていると、ガンつけにいきます。
もしかすると、モモタロウの求愛の歌は、縄張りの主張も兼ねているのかもしれません。
縄張り意識があるのは何も男共に限ったことではありません。
これは娘のコムです。
コムのカルシウム欠乏はずいぶん治ってきたのですが、まだ後遺症が少しあって、以前と競べて動きが鈍いです。
充分に自分でエサを捕ることができないので、ニンゲンのおか-さんや旦那さんが給餌をしているのですが・・・
あるとき、あたしが紫外線浴をしている最中、ニンゲンの旦那さんがあたしのケージの蓋にコムを置いたのです。
ヤモイモ家の中で、一番縄張り意識が強いヤモリは、何を隠そうこのあたしです。
コムは慌ててモジョモジョのニンゲンの旦那さんの手に避難しました。
コムが舐めた態度をとっていたので、思わずあたしもコムを追いかけていきました。
あたしはモジョモジョの腕はあまり得意ではありません。
しかし、いくら我が子とはいえ、テリトリーを犯してきた若造を見逃すわけにはいきません。
(いやそもそも悪いのはニンゲンの旦那さんですがw)
あるとき、あたしが紫外線浴をしている最中、ニンゲンの旦那さんがあたしのケージの蓋にコムを置いたのです。
ヤモイモ家の中で、一番縄張り意識が強いヤモリは、何を隠そうこのあたしです。
コムは慌ててモジョモジョのニンゲンの旦那さんの手に避難しました。
コムが舐めた態度をとっていたので、思わずあたしもコムを追いかけていきました。
あたしはモジョモジョの腕はあまり得意ではありません。
しかし、いくら我が子とはいえ、テリトリーを犯してきた若造を見逃すわけにはいきません。
(いやそもそも悪いのはニンゲンの旦那さんですがw)
「親子と言えど、やっぱりタムちゃんと他のヤモの同居はムリやな。」
と悟ったニンゲンのおかーさんと旦那さん。
コムはニンゲンのおかーさんに連れられて自分の部屋に帰っていきました。
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ジジイもオッサンもねーちゃんもガキンチョも怖いですよ!