・・・タムです。
ヤモリのおかーさんと暮らし始めて、一週間が経ちました。
ニンゲンたちの心配をよそに、あたしたちは比較的平和に暮らしています。
おかーさんはいつも、シェルターの上の穴で寝ています。
あたしは鉢底ネットのトンネルの中で寝ています。
ふと目を覚ますと、下にばーさんがいるので、たまに「ぎょっ」とします。
ニンゲンのおかーさんの留守中、ヤモリのおかーさんの給餌はニンゲンの旦那さんが担当しています。
ニンゲンの旦那さんは、ヤモリのおかーさんのことを親愛の情を込めて、「ばーさん」もしくは「ババヤモ」と呼んでいます。
ちなみにあたしは「ババヤモの娘(白い方)」と呼ばれています。
ヤモリのおかーさんは、年のせいか壁に登ることはほとんどなく、床を這って移動しています。
特に目的があって移動しているわけではなく、ただ歩くために歩いています。
適度な運動は、健康な生活を送るために必要不可欠ですが、年寄りが意味なく歩き回る現象をひとは「徘徊」と言います。
先日までヤモリのおかーさんと同居していた姉貴とボンは、相変わらず仲良くやっています。
鉢底ネットの上にいるのが姉貴、中にいるのがボンです。
・・・話変わりますが、あたしと姉貴は昨日、満6歳の誕生日を迎えました。
『秋分の日に生まれた双子のヤモリッ娘、オーちゃん&タムちゃん』として若いころからブイブイ言わせてきたあたしらですが、そろそろババァの領域ですね。
我が子コム(生後2ヵ月)もすっかり大きくなりました。
誰に似たのか、怖いもん知らずのコム。
昨日は掃除中、ニンゲンのおかーさんの手の上を飛び回って困らせていました。
男子なのか女子なのか、来月頃になればはっきり分かるでしょう。
先人たちの伝説は、若い世代に引き継がれていきます。
さて、アンチエイジングのために午後の紫外線浴に勤しむことにしましょう。
クリックどうも。
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