・・・タムです。
今、あたしが何を食んでいるのかというと・・・
ハニーワームのサナギです。
姉貴がめっちゃ美味そうにコレ食うんで、モノは試しとあたしも齧ってみたんですが・・・
結論から言うと、硬くて食えたもんじゃねー。
はい。
「ぺっ」しました。サーセン。。
だって食えないもんは食えないですよ。
もったいないから、イモリのおばさんにあげることにします。
トカさんも、ニンゲンのおかーさんが買ってきたミミズを食い物として認識できなかったみたいです。
トカさんはヤモイモ家の庭出身なので、庭でミミズは食ってたと思うんですが、庭のミミズと買ってきたミミズは、どこかしら違うんでしょーかね?
ミミズを食べさせることは早々に諦めて、
「本日のスペシャリテ ヤモイモ風 ハニーワームの中身 栄養剤ソース絡め」
をご賞味いただいてます。
トカさんは
「メシが不味いと暴れる」
という昭和のモラハラ親父タイプの面倒くさい男ですが、ハニーワームをご賞味頂いている時のトカさんのテーブルマナーは非常に良いです。
本日のスペシャリテがお気に召した様子です。
<シェフ直伝 ハニーワームの中身 栄養剤ソース絡め>
材料 一皿分
〇ハニーワーム 大ごんぶと1本
〇栄養剤 耳かき一杯
①ハニーワームの頭の先をプッチンします。
②尻尾から頭にかけてハニーワームをしごき、内臓・肉・その他ドロドロしたものをプッチンした先から絞り出します。
③絞り出したドロドロに栄養剤をふりかけ、団子状に形を整えます。
④ハニーワームが変色しないうちに召し上がれ。(残った皮と頭はイモリのオヤツに!)
ちなみにクッキング風景の写真はありません。ご安心を。
ハニーワームは美味しい虫ですが、栄養バランスが偏っているのと、消化しにくいということで、今までトカさんにあげるのを躊躇っていたニンゲンのおかーさんでしたが、皮をとって、不足している栄養分を補ってあげれば問題ないということに気付きました。
そしてトカさんも、このスペシャリテがめちゃめちゃ気に入ったようです。
むしゃむしゃと咀嚼するトカゲの場合は、舌で舐めとるヤモリと違って、完全な液体より、半熟卵みたいなトロッとした固形物の方が食べやすいんだということにも今更気づきました。
ヤモリは「ベローン」と口の左右に舌を伸ばして、目のあたりまで舐めることができますが、トカゲはヤモリのように器用に舌を動かすことがなかなかできません。
しっかりおかわりも食べて、部屋で苔から水を飲むトカさん。ピンボケですが・・・。
足が不自由なトカさんにとって「食べる楽しみ」というのは、トカ生の中でもかなりの比重を占めているものと思われますが、排泄が自由にできないので食べられるものは限られています。
そんな中でも、なるべく美味しいものを食べさせてやりたいと思いますからね。
だけど、ニンゲンのおかーさんも、ハニーワームしごいたり、ミミズ切ったり、よくやりますよね。
慣れってコエ~。
虫が苦手だったおかーさんが、ここまで出来たんだから、案外「昆虫食」なんてのも、一回食べてみたらなんてことはないのかもしれません。
あたしがハニーワームのサナギに挑戦したノリで、いっぺん挑戦してみればいいと思います。
え?「ぺっ」しちゃうかもしれない?
あ~・・・イモリ貸しましょうか?
にほんブログ村
にほんブログ村
ヤモリランキングへ
コメント