やもりんいもりん

ニホンヤモリとアカハライモリ飼育

6匹のヤモリと30匹のイモリと2人のニンゲンの暮らし

こんばんは ヤモイモ母です。

チビ子ヤモちゃんの状況ですが、あまり思わしくありません。

極度の栄養失調に加えて、脱水症状をおこしています。

レオパフードヨーグルトをなかなか舐めないというのは、液餌に慣れていなかったり、冬眠状態から覚めていなかったりする場合よくあることですが、この子の場合は水分も摂れていません。

これは保護した方が水を与えていなかったわけではなく、霧吹きはちゃんとしていたのに、子ヤモがなんらかの理由で水を舐めることができなかったのでしょう。




行きつけの爬虫類の病院に連れていくことも考えましたが、こんなタマゴから出たばかりの極小サイズの、しかも相当弱っている子です。

病院に着くまで体力は持たないでしょうし、もし連れて行けたとしても、このサイズでは・・・

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無駄に体力を削るだけだと思い、病院に行くことは断念しました。

とりあえず、脱水をなんとかしなくてはいけません。

こんな小さな子に温浴をさせたことは今までありませんが、27℃くらいの水温で、ぬるめの温浴をさせてみました。


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タムのケージに小型ケージを入れて、保護されたお部屋と同じ23℃をキープしていましたが、餌を食べないどころか水を飲めていないので、もうすこし温度を下げてみます。

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モモタロウがうちに来た時、ヤモヤモさんがお持ちになっていた小ケージに一番小さいパネルヒーターを敷いて、20℃に保ちます。

この子はプラスチックの壁面を歩けないので、パネヒは床の半面に敷きます。

加温していないスペースに、小さく丸めて湿らせたキッチンペーパーを置きます。




・・・正直なところ、この子が助かる可能性は低いでしょう。





野生動物の保護に関してはいろいろな意見があります。

野鳥の雛であれば、親鳥がどこかで見守っている場合がありますが、ヤモリの場合、それはありません。

親はタマゴを産んだ後、殻が固まるまでしばらく見守って、タマゴが固まればどこかへ行ってしまいます。




餌虫のいない密閉された屋内で放置されれば、それは死を意味します。

かと言ってこの寒空の下、戸外に逃がしても、生まれたばかりで越冬するだけの栄養を蓄えていない個体は、遅かれ早かれ衰弱して死んでしまうでしょう。

「それも自然の摂理」だと言ってしまえばそれまでですが、私に言わせれば、暖められた屋内で冬に生まれてきてしまったということは、すでに自然ではありません。

意図せぬ「人工孵化」です。

「ニンゲン様の作った建物の中に勝手に入ってきて勝手にタマゴ産んだヤモリが悪い」などと言う人もいますが、そんな考えは人間の驕り高ぶり以外の何物でもありません。

この土地は誰の土地だなんて決めているのは人間だけです。



この子を拾ってしまった方は、拾ったことを後悔していらっしゃるようでした。

私もむやみやたらに野生動物を拾うのはよくないことだと思っていますが、このケースにおいては目の前にある1つの命を助けるために致し方なかったのだと思います。

ご自身は「生餌を与えることができない」という理由で、このブログを検索されて私にコンタクトを取られ、我が家に連れてきてくださったわけですが、生餌に抵抗があるというのも理解できます。

拾った方は今までたくさんの生き物の飼育経験があり、虫をペットとして飼っていらっしゃったこともあったようです。

ヤモリを飼うということは、間接的に生餌である虫を殺すことです。

1つの命を見捨てられずに、やむにやまれず救ってしまった方が、他の命を殺すことに抵抗があるのは当然のことです。



どういう結果になるか。

悲しい結果になってしまうかもしれませんが、私もお引き受けした「ヤモリ好き」として、できるだけのことはしてみるつもりです。



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こんにちは ヤモイモ母です。

早くも正月休みは終わり、家での書類作りに明け暮れております。


そんな中・・・

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シロ子さんのおうちから、子ヤモがやってきました。

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頭から尻尾まで5cmとうかがっていたので、「モモタロウと同じくらいかな~」と思っていましたが、体長は長めですがぜんぜん小さいです。

生まれたてのベビーサイズです。

去年の12月24日に職場で保護され、一度花壇にリリースされたものの、動かずにいたのをまた保護されたという形です。

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モモタロウと同じケージに入れると、おそらくモモタロウにしばかれる大きさですので、別のケージに入れて保温します。

後ろ足が不自由なようでやや引きずり気味に歩いています。

プラスチックの壁を登ることができないので、クル病の兆候も見られます。

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尻尾にもガタガタがあります。


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ヤモリの保護についてはいろいろな考え方がありますが、この子の場合はお店の中で踏みつぶされる危険があったということで、この子の命を守るという点で、戸外に出したのは自然な行動ですし、判断として正しかったのだと思います。

おそらく暖かい建物の中で季節を間違えて生まれてきてしまった子です。

この季節、特にニンゲンの住む建物の中では餌になる虫もいなかったのでしょう。

栄養失調で目は窪み、足もガリガリで背骨が浮いています。

レオパフードヨーグルトを給餌してみますが、やはり積極的には舐めてくれませんね。


もしかすると、生まれてから何も口にしたことがない子なのかもしれません。

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とにもかくにも、この子の運にかけてみるしかありません。

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こんばんは ヤモイモ母です。

年末から年始にかけて、旦那と共に六甲山麓の私の実家に帰りました。

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私が留守の時は大概、ヤモイモトカの面倒は旦那が見てくれるわけですが、今回は親戚の集まりがあるので3日間は2人とも家を空けねばなりません。

ヤモリケージには自家製の加湿器とお弁当、イモリは出発前日くらいに餌をあげて水を換えてあげれば3日くらいの留守番はどうってことはありません。

問題は下半身不随のトカさんです。
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爬虫類なので普段充分な栄養を摂っていれば、餌は少しの間なら食べなくても平気です。

実質1日目の朝に出発して3日目の夕方には旦那は仕事で戻ってこなければいけないので、トカさんに断食してもらうのは1日だけです。

ただ、たった1日でも水が飲めないというのは可哀想です。

(トカさんの水皿は転落して溺れるのを防ぐため、普段は浅い皿を使っています。浅いので水を毎日足さないとヒーターの熱で干上がってしまうのです。)

春~秋の気候の良い時期で、もっと長期間の外泊であればいっそ連れていってしまうのですが、今回は去年買ったコレに登場してもらって、留守番してもらうことにしました。
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便器じゃないよ!給水器だよ!

ただ、この給水器にも問題点がありまして、小鳥用の製品のため、飲み口が床面から3cmと高く、下半身不随のトカさんにはやや使いづらいのです。

この機会に、トカさんが使いやすいように給水器に足場を作ることにしました。

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ホームセンターで買ってきたウレタン素材で、床面から飲み口までなだらかな傾斜を作ります。


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ウレタンは柔らかいのでカッターナイフでスパスパ切ることができます。

切った断面をツルツルにしてしまうと、トカさんが登りにくいので、あえてデコボコにします。

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飲み口は深いので、トカさんが誤って転落しないように竹炭を細かくしたものを入れます。

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どうだ、トカさん。

バリアフリー給水器だぞ!トカゲの社会福祉に貢献したぞ!!

誰か表彰してくれ!!


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「・・・便器ノ水ヲ飲ムノハ心理的ニ抵抗ガアル。」

と、言っているのかどうかは分かりませんが、湿った苔から水分摂取をするトカさん。


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便器の・・・いや、給水器の下に敷いたキッチンペーパーの下に潜って、便・・いや、給水器を撤去しようとするトカさん。

まぁ、とにかくウレタンに登れるということは確認したので、水が飲みたくなったら飲んでくれるでしょう。

そんなわけで私たちニンゲン2人は六甲山麓で年を越し、年が明けて旦那は一足先に多摩湖畔へと帰りました。

旦那が帰ったので、「もうヤモイモトカは大丈夫!」と、私はすっかり安心して、琵琶湖周辺でゆっくり寄り道をしました。

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このデカい不思議な茅葺の建物。

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滋賀県では有名なバームクーヘンの工場です。


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バームクーヘン旨し。


さんざん正月を満喫して、多摩湖畔へ戻ると・・・


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旦那がこの状態のリンコさんを抱いて、困り果てておりました。


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聞けば、朝からケージの前の方でウロウロしていて、気付けばこんな風になっていたとのこと。

慌てて32℃のお風呂にいれました。


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ようやくほっとした表情のリンコと旦那。

ふたりともすまんかった。

しかし旦那は、この機会に脱皮時のリンコさんのお風呂の入れ方も覚えてくれました。

私は今年も出張が続くので、頼りにしています。

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